専門学校日本ホテルスクール(東京都中野区、石塚勉校長)は3月9日、第50期の卒業式典を東京都内で開催した。日本ホテル協会の森浩生会長など観光業界関係者からの参列者20人、保護者約200人が見守る中、課程を修了した260人(昼・夜間部合計)が卒業した。
式は開式の辞に始まり、山本教育部長の学事報告、卒業証書授与のほか、最優秀学生賞、優秀学生賞、特別賞の各賞が石塚校長から授与された。石塚校長は「コロナ禍の制限がある中で過ごした2年間になったが、その中でも勉学に臨む姿勢は素晴らしかった。学んだ専門性を武器に、成長期である観光業界で自身の力の領域を広げてほしい」とエールを送った。
来賓あいさつでは森会長が登壇し、祝辞を披露。森会長は「観光立国を掲げる日本にとって観光産業は、日本経済の再生に向けて大きな役割を持っている。観光立国の担い手として夢と誇りを忘れずに、前進していただきたい」と卒業生を激励した。
第50期260人が卒業を迎えた
祝辞を述べる森会長